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インド人を信じるということ [Life]

インド人に対するイメージは、きっと万国共通、あまりいいほうの部類には入らないと思う。弁がたって、交渉が好きで、すぐtake advantageしたり、ぼったくったり、disorganizedで、非効率的。子供たちの学校のお母さんの誰に聞いたって、同じような答えが返ってくる。

我が家は最近、車を買った。家族車として、中古のホンダの赤いシティを買った。インドはほとんどの車がマニュアルで、一部オートマもあるんだけど、修理工場がオートマの技術をあまり有していないとかパーツが揃わないとかいろいろメンテの問題がありそうだったから、マニュアルを買った。私はオートマ限定の免許なので、自然運転手さんを雇わないといけなくなり、先週の金曜日から若い運転手さんに試用期間として働いてもらうことになった。英語も通じるし、時間にもきっちりしていて、鍵を渡しても乗り逃げするような気がしなくて、安心して任せられていいわー、と思っていたら、初日に警察に捕まり(車線変更で罰金)、2日目にうちのマンションの壁に激突してバンパーが破損した。本人はとても申し訳ないといい、修理代は自分が払うし、自分の友達の修理工場で最速で最安値で直してもらう、という。一瞬、「車を預けたはいいけど、そんな修理工場はそもそも存在しなくて、そのまま車が返ってこなかったらどうしよう」という不安が頭を掠める(前職で、我々をだまし、地元の資材業者に借金したまま逃げ切った工事業者のことも同時に頭を掠めた)。夫にお願いして修理工場まで一緒について行ってもらい、遠いところから電車で帰ってきてもらった。車が無事手元に帰ってくるまで不安な一日だったけど、若い運転手はちゃんと車を直し、2日かかると言われていたところを半日で修理させて、無事夜車をわざわざ届けにきてくれた。一日400ルピー(700円くらい?)のお給料で、ちゃんと誠意を持って迅速に対応してくれた彼に、私は本当にびっくりした。と同時に、私の漠然とした「インド人」のイメージは少し変わった。

同じように、うちで午後働いてくれているヘルパーさんがいる。54歳の字が読めない、でもすごくてきぱきした女性で、彼女が面接に来たとき、私は一目で彼女が好きになり、うちで働いてもらうなら彼女しかいない!と思った。その彼女が、先週の中ごろお父さんの調子が悪いといい始め、翌日になると、やっぱり村に帰りたいと言い出した。まだ働き始めて3週間だったので、彼女のほうもなかなかいい出せなかったんだろうと思うけど、こちらもまたいろいろ頭を掠める。メイドさんが村に帰ってそのまま戻ってこないなんて話はざらに聞く。うちから持ち出せる貴重品なんてほんとに何にもないけど(そしてお給料もまだ払ってないんだけど)、休暇をもらってそのままさようなら、ということがありうるだろうと思うと、なんとも悲しい気持ちになった。でも、病気のお父さんを置いてムンバイに戻ってくるのが大変なことくらい私にもわかる。1週間休暇がほしいと言い、私たちはもちろんどうぞ、と言ったけれど、正直戻ってくるかどうかはわからない。

知らない文化で、「あたりまえ」の定義がまったく異なる環境で、相手を闇雲に信じるのは不適切だと思うけれど、私は運転手さんを信じて良かったと思ったし、ヘルパーさんもきっと戻ってくると信じることにした。戻ってこなかったとしたら、それはきっと私との信頼関係を壊さなければならない事情が相手にあったからに違いなくて、それはそれとして受け止めなければならないと思う。そういう心のひだ、みたいなものを、インド人も持っている。ただただ闇雲に外国人をだましたり、disorganizedな人々なわけではない。

下の写真は、先週末にお友達の結婚式で。サリーを着てるのはお式(ヒンドゥ式)、子供たちはパーティに出させてもらい、浴衣を着せました(足元はビーチサンダルってのがちょっと。。。。)。このことはまた次回、書きたいと思います。

IMG_5182-smaller.jpg IMG_5204.JPG
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真野なえ子

ともみさん、真野なえこです。秀太くんと一緒に家族で一度おうちにお邪魔しました。ご無沙汰しています。お元気ですか。
秀太君がともみさんのインドブログを教えてくれました。インドライフいかがですか?私はインドが大大大大大好きなので!とってもうらやましいです(大変なこともたくさんあると思いますが!)。
ブログ、とってもおもしろかったです。続きを楽しみにしていますね!お元気で。
by 真野なえ子 (2011-11-29 11:57) 

tomomi

なえ子さん!もちろん、覚えてますよー。お元気ですか?ふたりめのお子さんが生まれたようだと、秀太のFacebookで知りました(笑)。おめでとうございます!男の子?なえ子さん、インドが大好きなんですね。知らなかった!子連れは大変かもしれませんが、よかったらご家族で是非いらしてください!なえ子さんのインド話も良かったら聞かせてくださいねー。
by tomomi (2011-11-29 15:06) 

圭子

外国に住むっていろいろ大変なことだらけだね。人を信用するかどうかって、日本にいてもレベルは違っても同じように悩むことあるよね~。Totomiさんの言うように、信じてダメでもそれはそれでしょうがないってぐらいな気持ちでいないと人間関係やっていけないよね。

Tomomiさんのサリー姿、とっても似合っててステキ!子供たちの浴衣姿もいいね~♪
by 圭子 (2011-12-02 22:09) 

tomomi

圭子さん。私はあまり人を信じるのは得意なほうじゃないんだけど、家族を作る過程って人を信じる力をつけることだと思わない?結局ね、メイドさんは帰ってきてくれたよ。「私は約束をちゃんと守る」と、帰ってきてから言っていた。その言葉が、日本人である私が思うのと同じ「強度」なのかは、もう少し長く付き合ってみないとわからないけれど、そうやって他の国の人でも家族のようになっていくプロセスというのは、とてもありがたいなあと思う(なれたらいいなぁ、というプロセスなのかもしれないね)。
by tomomi (2011-12-03 05:11) 

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